COLUMN

不動産投資をもっと知るために

老後の備えどう作るかー新聞記事からー

7.3日本経済新聞投資情報欄の記事からです。「老後は自分で守る」というテーマの特集です。

 

「ほったらかし派 急増」

 

という見出しで、2人のある投資家の一例が紹介されていました。

 

38歳のある男性投資家が3年程前から資産の半分を占めていた個別株の割合がどんどん減って2割程になったということでした。

それは最近こんな悩みを抱えるようになったからだそうです。

 

・アベノミクスでの株価も天井と考えている

・子育てで日々忙しく、日々相場を見るための情報収集に割く時間がない

 

そこで短期でなく長期に考え方をシフト。

 

長期投資をうたう利回りの比較的高い独立系ファンドへの積み立てを開始したそうです。

 

そしてもう1人、ウェブデザイナーが職業の28歳の女性も同様に

 

・仮想通貨で大きな損失を出してしまった

・日々の仕事が忙しく短期売買を繰り返す暇がない

 

といった理由で、もっと将来予測を立てやすい運用方法の選択に考え方をシフト。

 

バランス投信などの積み立てを開始したそうです。

 

 

デジタルに強いいわゆる米国でいうところのミレニアル世代はSNSで情報収集したりテクニカル分析で銘柄をスクーリングしたりする印象がある一方で、最近は短期相場に左右されない「ほったらかし投資」をする人が増加傾向にあるとのことです。

その受け皿の一つである「つみたてNISA」の口座開設をする年齢層としては、現在2040歳の層がその3分の2を占めるようになっているとのことです。

目先の運用成績にこだわらず、投資コストをかけず10年単位で気長に複利効果を待つバイ・アンド・ホールドの戦略をとれるのが個人投資家のもともとの強みなのですが、ここにきて相場を気にせず投資をし続けることを重視するバイ・アンド・フォーゲットの個人投資家が育ちつつあるようだとのことでした。

この記事同様、当社をご利用いただくお客様の不動産投資に対する考え方を世代ごとの傾向として分析したときに、キャピタルゲインの考え方ではなくインカムゲインの考え方で興味を持つ方が特に若い世代の方で増えている傾向も見受けられます。

10年といわずさらに2030年単位で考えた時、目先の儲けはもはやそれほど重要ではなく、将来の見える投資方法として安定した固定資産を選び売買益や毎月のキャッシュフローでの利益でもなく、安定性のある都心の駅前立地の資産をコツコツ育てていくという考え方を用いる点においては当社の商品提供のコンセプトにも通づるものであり、あくまで先々の将来設計のための投資として選ばれる物件とサービスをこれからも提供していきたいと考える当社にとって消費者の方のニーズを捉える上で今回の日経新聞の記事はとても参考となりました。

 

昨今youtubeなどで脱サラ不動産投資家と自称する方などが、高利回りの田舎の古家やアパートなどの投資でこれだけ儲かったなどということで持論を展開したりされています。遠く人里離れたところで古家を購入した後リフォーム、時にはDIYしながら手間と時間をかけなんとか人が住める状態にして入居募集をして借り手を探すやり方です。ボロボロですし場所が場所だけに当然安く購入できます。高い家賃で借り手さえ見つかれば高利回りが期待できます。それはそれで成功して儲けて満足していらっしゃるのであれば否定するわけではありませんし、株の短期売買やその他高リスク投資のジャンルと同様、頑張って勉強されたり情報収集するなど時間や手間ひまもかけ努力なされて儲けた結果ということですばらしいことだと思います。今はそれを本業とされているわけですから、儲からないといけませんでしょうしそれはそれで立派なお仕事だと考えます。しかし、それは誰でもまねのできる再現性の高いやり方ではなく、成功する方もいれば当然失敗される方も中にはおられるはずですし、目先の大きな儲けを期待できる投資というのは往々にしてそれ相応の大きなリスクも伴うことになる傾向があると考えますので、本腰を入れてやるべき本業のある方がする副業としてはあまりお勧めできるやり方ではない気がします。

 

ライフスタイルやライフプランもそれぞれあれば投資スタイルもそれぞれあるはずだと思います。

 

目先ではっきりと目に見える儲けはほとんどないけれど、長期で考えるだけで着実に資産形成をしていけるとういう「ほったらかし不動産投資」という手間や時間をかけないことに重きを置くスタイルもあっていいのではないかと考えるのですが皆様はいかがでしょうか。